本日は10月６日（日）から日テレで放送される「若草物語」についてご紹介します。
事前に知識をつけてから見ることで、より深く物語を楽しめること間違いなしです！
若草物語ってどんな話？
それでは早速ですが、若草物語のあらすじを紹介します。
舞台は19世紀アメリカ、南北戦争時代。
一家の主人であるマーチ氏が従軍したことにより、母親のマーチ夫人と４人の姉妹が残されてしまいました。女性ばかりの家庭になってしまった姉妹達に、父から手紙が届きます。
その手紙には、“自身の心の敵に負けずに自分を誇れる人間に成長させてほしい”という願いが込められていました。
そんななか、優しくも厳しい母親に見守られながら時に失敗をしながらも奮闘し成長する姉妹でしたが、出征した父が危篤状態だという知らせが来てしまいます。貧乏な暮らしのため父の元へ行く切符代がなく次女は自慢の美しい髪を切って売りました。そのお金を託されたマーチ夫人は夫の元へ向かいます。
両親が不在で四姉妹だけになってしまったマーチ家に新たな試練が襲います。
三女のベスが猩紅熱に倒れてしまったのです。自分の体調が悪いにも関わらず、周囲の人に移らないか心配しているベスを見て他の三姉妹は自分達がまだ利己的であることを実感します。やがてマーチ夫人が帰宅する頃にはゼスの体調は回復し姉妹の絆はより強いものになりました。
様々な試練を乗り越えた四姉妹は戦争から無事に帰ってきた父も含め、家族みんなで幸せなクリスマスを過ごしました。
登場人物
- メグ：長女。美人で家庭的な１６歳。
- ジョー：次女。自分に素直で独立心が強い１５歳。
- ベス：三女。とっても内気な１３歳。
- エイミー：末娘。ちょっと気取り屋さんの可愛らしい１２歳。
- マーチ夫人：姉妹達の母親。家を守りながらも娘達を立派なレディーとして育てる。
- マーチ氏：父親。気高く博学な牧師。南北戦争に従軍していて不在。
- ローリー：マーチ氏の隣人。富豪であるローレンス家の一人息子
姉妹の魅力
父親が戦争に従軍する中、様々なことを乗り越える姉妹ですが姉妹にはそれぞれの魅力があります。
長女のメグは、上流階級のマフォット家と自分達の暮らしを比べ、貧しい暮らしを嘆き自分自身を飾り立てますが自分の虚栄心に気づきます。
次女のジョーは、三女のベスと喧嘩をし意地を張ってベスを無視してしまいます。これが災いしベスが命の危険に晒されていることに気がつけず自分の短気さを猛省し改めます。
三女のベスは、とても内気で人と会話をするのも緊張してしまう性格だったがピアノを通して自分からお礼を言えるよになりました。
四女のエイミーは、学校で先生の言うことを聞かずに退学になってしまいますが自己憐憫ばかりで実は反省していないことを母に咎められてしまい、自分のわがままな性格としっかりと向き合います。
…このように姉妹達は自分達の短所を克服し、立派な「little ready」になっていくのです。
もし私が同じ状況だったら…自分の置かれている環境に甘えて中々短所を克服できないと思います。いや、絶対にできません。今の何不自由ない生活を送っていても、自分の短所を克服できていないですから。。。
まとめ
ここまで、「若草物語」について簡単にまとめましたが全体の雰囲気など、ふんわりとわかっていただけましたでしょうか？
四姉妹それぞれが、抱えている課題にしっかりと向き合い尚且つ前進していく姿を見ていると、自分も課題を克服できるように努力して成長しよう！そう思える物語だと思います。姉妹達の成長の物語をこれからみんなで見守っていきましょう！
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